中古車の見極め方

●走行メーターは信用するな
中古車の状態を判断する場合、一つの目安になるのが「走行距離」だが、じつはアテにならないことが多い。走行メーターの数字は、販売店がその気になれば、いくらでも巻き戻すことができる。悪質業者がごまかしていることは、十分ありうるのだ。走行距離だけに頼って、よしあしを判断してしまうと大失敗することもあるので、ご用心。


●掘り出し物は不人気車が狙い目
中古車の車種ごとの人気は、すでに市場評価がくだされている。そのため人気車の値段は高く、不人気車は安く売られている。しかし、クルマの人気、不人気というのは、性能とは無関係に、イメージだけで決まっているケースがほとんどだ。性能重視で考えるなら、不人気車を中心に探していくと、思わぬ掘り出し物に出会える可能性が高い。


●走り具合は高速道路で確認
中古車のよしあしは、外から見たり、ちょっと乗ってみただけではわからない。正確なところを知りたいなら、時速80キロ以上の高速走行をしてみることが大切。街中を40~キロで走っているときには気づかなかったハンドルやエンジンの振動が、80キロではじめて気づくということも少なくない。走ってみてどこかおかしいと感じたら、そのクルマは避けたほうがいい。

●こんな販売店は避ける
どんなトラブルがあるかわからないだけに、中古車の試乗は新車以上に大切といえる。なかには試乗を嫌がる販売店もあるが、そんな店のクルマはどんなに安くても買わないこと。もちろん、高速走行を嫌がるようなディラーでも買わないことだ。お客に対する誠意のない証拠だから、購入後のアフターサービスもまず期待できないと考えていい。


●必ずチェックするところとは
エンジンの調子や傷の有無にこだわる人でも、意外に忘れがちなのがエアコンの調子。とくに季節のいい時期に試乗すると、エアコンの調子をまったく試さないまま、早人を決めてしまうケースもある。しかし、エアコンは、夏場や冬は必需品。壊れていたら大きな痛手だ。修理のため、10万円以上の出費に泣くはめにもなりかねない。中古車に乗ったら、まずはエアコンが正常に動くかどうかを確かめておくことだ。


●事故車を見破るコツ
いかに、事故車を避けるかは、中古車を買うときの重要ポイント。以下の点は、必ず確認しておくようにしたい。
・クルマの前後やドアに、板金しなおした形跡がないか
・ボンネットやトランク、ドアの塗装に色ムラがないか
・トランク部分の底に溶接の跡がないか


●3月、9月、12月に値段が下がる理由
3月と9月は、中古車の値段が下がる時期だ。中古車販売店の決算時にあたるため、少しでも多く売るうと値下げ率を大きくするためだ。また、車種も豊富だ。この時期は新車の買い換え需要も急増するため、大量の下取り車が出てくるのだ。また、年式が変わる直前の12月も狙い目だ。年を越すと、いまある中古車はすべて1年ぶん年をとり、さらに人気が落ちる。できれば今年中に売ってしまいたいため、値段が下がるのだ。

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